妊婦さんへのプレゼントとしてオススメ!「わたしがあなたを選びました」
2017/11/10
妊娠している友人や家族へ、プレゼントを送りたいと思う事ってありますよね?
待望の赤ちゃんを授かって、幸せな気持ちの妊婦さんにお祝いの気持ちを表したいと多くの人が思うと思います。
ただ、日本では出産前に赤ちゃんに関係するグッズをプレゼントするのはタブーとされています。
妊娠して安定期に入っても、お産は本当に命懸けです。本当に無事に生まれるまで、何が起こるかわからないのがお産です。だから、考えたくないけど、どの妊婦さんにも最悪のケースは考えられます。
もしも妊婦さんが最悪のケースを迎えてしまった場合、妊娠中にもらった赤ちゃんグッズは妊婦さんを辛い気持ちにさせてしまう以外、何の役にも立ちませんよね。
そういった理由からも、妊婦さんへ贈るプレゼントはあくまでも妊娠中に使えるものを選ぶようにしましょう^^
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意外にもオススメのプレセントが「本」です!
多くの妊婦さんが、妊娠後期は仕事も産休に入り、一人の時間をゆったりと持てるはずです。お腹の中の赤ちゃんとじっくり向き合う時間も持てるでしょう。
そんなゆったりした時間に、じっくり本を読むのはリラックス効果もあります。普段は中々本を読まないという方も、読んでみるいい機会になるでしょう。
オススメは「わたしがあなたを選びました」
この本、「わたしがあなたを選びました」は、産婦人科医である鮫島浩二(さめじま こうじ)先生が書かれた本です。
多くの出産に携わってきた鮫島先生が、「お腹の中の赤ちゃんってどんな感じなんだろう」と思いを巡らせながら書かれた本で、妊婦さんへ贈る本としてとても人気です。
読んだ方の感想としては、
「とても感動した」
「お産が怖くなくなった」
「涙が止まらない」
など、感動の声がとても多いです。
この本の語り手は「お腹の中の赤ちゃん」です
この本では、お父さん、お母さんに向けて赤ちゃんが話しかけています
お腹の中の赤ちゃんが、
おとうさん、おかあさん、
あなたたちのことを、こう、よばせてください。
と話し始める事から、この本は始まります。
お空からお父さん、お母さんを見ていたよ
二人の子供になれて幸せだよ
お産を一緒にがんばろうね
そんな内容が書かれていて、まさに初めて経験するお産という一大イベントを、一緒に頑張ろう!と赤ちゃんがお父さんとお母さんを優しく励ましてくれています。
お母さんの妊娠中の悩み、苦労を赤ちゃんは知ってる
妊婦さんは、妊娠を知った瞬間から様々な体の変化と闘っています。
終わりが見えなくて毎日泣きたくなるような辛い悪阻。
カフェイン、アルコールなど、好きなものを我慢するストレス。
少しの家事でも息切れしてしまう疲れやすい身体。
嬉しいけど、不安になって涙が出てしまう不安定な精神状態。
妊娠して、ホルモンバランスに変化が現れることも影響して、精神状態さえも不安定になるのです。
そんな全ての苦労を、お腹の中の赤ちゃんは知っています。
「わたしはよーくおぼえています」
という言葉で、赤ちゃんは語ってくれます。
自分は一人じゃない。赤ちゃんがついてる。この子は全部知ってるんだ。
そう思うだけで、お母さんは幸せな気持ちになるはずです。既に出産している私でさえ、この本を読むと毎回涙が出てきます。
妊娠中にしか味わえない感情
「お腹の中の赤ちゃんとの対話」というのは、妊娠中にしか味わえない貴重なものです。
この子はどんな子なんだろう。
今寝ているのかな、遊んでいるのかな。
時には、不安になったり、パパとケンカしたりして、ごめんねって話しかけたり。
そんな、様々な感情を味わって、お腹の中の赤ちゃんと一心同体でいられる貴重な期間です。
この本は、赤ちゃんとの対話を、そして赤ちゃんに対する感情を、より特別なものにしてくれる、そして何か大切な事に気づかせてくれるような温かい本です。
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少しでも、この本がどれだけ妊婦さんにとって感動的な本か、伝わっていたら嬉しいです!
妊婦さんへ何か贈ろうとお考えの方は、この本は本当にお勧めです。
きっと喜ばれる事間違いなしですよ^^