ベーキングパウダーに含まれるアルミに害はある？アルミフリーを私が選ぶ理由
2017/12/11
ホットケーキやベイクドケーキなど、膨らませて焼くお菓子によく使う「ベーキングパウダー」。
最近レシピを見ていたり、友達との会話の中で、「ベーキングパウダー（アルミフリー）」というもをよく耳にするようになりました。
今回は、この「アルミフリーのベーキングパウダー」について、私なりに調べた事と考えをご紹介したいと思います！
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普通のべ―キングパウダーとアルミフリーのベーキングパウダーの比較
娘の蒸しパンを作るために、アルミフリーのベーキングパウダーをスーパーで購入したのですが、家に帰るとたまたま同じブランドのアルミフリーではないものがありました！せっかくなので材料名を比較してみたいと思います。
ちなみに、私が保有しているベーキングパウダーは「アイコク」のものです。
写真の右がアルミフリーで、左が普通のものです。右のアルミフリーの方には、「アルミ不使用」と書いてありますね。
まず、アルミフリーではない普通のベーキングパウダーの材料名がこちらです。
炭酸水素ナトリウム25.0%、焼ミョウバン25.0%、第一リン酸カルシウム15.0%、グリセリン脂肪酸エステル1.0%、d・酒石酸水素カリウム0.5%、コーンスターチ33.5%
そしてこちらが、アルミフリーのベーキングパウダーの材料名です。
炭酸水素ナトリウム25.0%、グルコノデルタラクトン18.0%、酸性ピロリン酸ナトリウム15.0%、第一リン酸カルシウム10.0%、d・酒石酸水素カリウム6.0%、ステアリン酸カルシウム1.0%、コーンスターチ25.0%
さて、化学用語のような聞き慣れない用語が沢山出てきましたね・・・私は理科が得意ではなかったので、決して詳しくはありませんが、自分なりに調べてみましたよ。
普通のベーキングパウダーに入っている「焼ミョウバン」という物質が、どうやらアルミの成分みたいです。確かに焼ミョウバンはアルミフリーのベーキングパウダーには入っていないので、当たり前ですがアルミフリーのベーキングパウダーにはアルミの成分は入っていないことがわかります。
アルミフリーと書いていないベーキングパウダーに、アルミが入っているかどうか調べる際は、「ミョウバン」をキーワードに材料名を見てみてください。
アルミはそもそも悪いものなのか
さて、アルミフリーが良い良いと言われている現代ですが、そもそもアルミが体に悪いのかという点を考えてみたいと思います。
そもそもアルミが悪者扱いされるようになったのは、アルミが認知症やアルツハイマーの原因となるのではないかと言われた点がはじまりです。
しかし、健康な体であればアルミは体内に入っても排出されるようですし、現在は認知症やアルツハイマーとの関係も今は否定されているようです。
ただし、腎臓に障害がある方や、腎臓がまだ未熟な乳幼児にとっては、アルミが体内に溜まって神経障害が起こる可能性があるようです。なので、私が良く目にする子供用のレシピでは、アルミフリーが強く推奨されているのですね。
それに、排出されるとはいえ人工的なものなので、取らなくて良いのであれば取らないに越したことはないように個人的には感じます。
ただ、「取らないに越したことはない」という点では、他の添加物や農薬も同じです。
アルミフリーがあるなら、そっちに越したことはない
たとえアルミが完全に体に害がないとしても、我が家には1歳の娘がいる点と、取らないに越したことはないという考えから、やはりアルミフリーを選択します。
アルミだけでなく、添加物や農薬についても同じです。添加物や農薬がついていない食材が目の前にあるならば、ついていない方を選びます。
ただ、全部をそのようにこだわってしまうと、家計が崩壊しますし、神経質になりすぎて疲れてしまうように思います。先進国でありながら、食の安全については世界的にみても非常に遅れている日本において、すべての人工的な物質を排除するのは不可能のようにさえ感じます。
家計の許す範囲で、ストレスにならない範囲で、納得のいく部分だけこだわって選びたいと我が家では考えています。
そういった意味では、アルミフリーのベーキングパウダーは比較的安価で手に入りますし、スーパーにも売っている位出回っています。それならば、迷わずアルミフリーを選択した方が安心なのではないかと考えています。
まとめ
ベーキングパウダーに限らず、食の安全性については本当の真実って、私達一般人の元には中々届いてきません。
添加物フリー、有機栽培、化学調味料不使用、という一見消費者を安心させるような表記にも、実は抜け道があったりします。
真実を追求することは、残念ながら難しい社会なのかもしれませんが、できる範囲で調べて、リスクやデメリットまで納得したうえで選択することが重要だと思います。その行為は、何も考えずに購入する事とは全く違うと思うんです。
ちょっと真剣な話になりましたが、食の安全性の話になるとどうしても熱が入ってしまいます。
また別の投稿でも、食の安全性にはふれたいと思いますが、とにかくベーキングパウダーについても真相はわかりませんが、特にお子様がいるご家庭はアルミフリーを是非選択してください！
楽天でもアルミフリーのベーキングパウダーは買えますよ＾＾
